Mon amiは

がん家族が、当たり前にサポートを受けられる世の中になるように願い、活動を広めています。

広く伝える「かなやTube」・育む「Mon ami.Ⅼab」・支えあう「がん患者家族会Mon ami」


かなやTube(広く伝える)

YouTubeのように、無料で簡単に動画が見れるサイトです。がん家族が求めているのは、スッキリ感・癒し・看病経験者の話・正しい情報だと言われています。

 

 

かなやTubeは、がん家族セラピスト酒井をはじめ、ヨガインストラクター、味付けアドバイザー講師によるレッスン動画。さらに緩和ケア医師のインタビューなども配信いたします。

 

 



Mon ami.Ⅼab(育む)

がん家族に、専門的な支援をしたいと希望される方が増えています。Mon ami.Ⅼabでは、約15年のがん家族支援の経験と、独自のデータをもとに、セラピストの育成を行います。 



がん患者家族会Mon ami(支えあう)

がん家族をサポートしたいと思っている人が集まり、自分たちにできるボランティア活動を行っています。

がん、患者、うつ、辛い、不安などの気持ちを話合う場も設けています。

 

ボランティア活動は主に、病院でのボランティア・がん家族の保健室・イベントなど。

当社団は、このボランティア団体「がん患者家族会Mon ami」を支援しています。



「高額療養費の引き上げについて」意思表明をいたします。

高額療養費制度の引き上げは、弊社が支援をさせていただいています、がん家族(患者のご家族)にとって、高額療養費制度の問題は非常に関係のある問題です。

 

<家族にとって、どうして問題なのか>

がん治療の治療費は患者だけの問題だと思われがちですがそうではありません。

がん患者さん(以下、患者)の多くはご家族がいらっしゃっいます。(もちろん一人家庭の患者さんもいらっしゃいます)
その場合、治療を受けた際の病院窓口での支払いや生命保険の申請などは患者さんではなく、ご家族(以下、家族)がされることが殆どです。


つまり、家族は、患者を含む家族全体のお金の収支を常に考えている状態です。

また高額療養費制度のおかげで生活全体の支出の均衡は保たれているご家庭が多いのです。

 

しかし高額療養費制度引き上げによって

治療費がかさむと、その分、家族が今まで以上に働き、生活費を抑えたり、借金をしながら収支のバランスを整えなくてはならなくなり、家族の負担はさらに増えることが予想されます。

 

例えば、主たる生活費を稼いでいる人ががんを患った場合、今は高額療養費制度の利用により自己負担額は傷病手当金・生命保険・貯蓄などでカバーできたとしても、治療が重なってくると高額療養費制度が引き上げになったった差額を1回目は支払えても、2回目、3回目になってくると支払えず、治療を断念することもあると、家族からも声が上がっています。

それほど家族は「患者の治療費と生活費とその他にかかるお金」という生活全体にかかるお金のことを
患者が「がん」だと告知を受けた時から何年も考え、収支バランスをとることが責務なのです。

そこで今回の高額療養費制度の引き上げについては、患者とその家族の生活そのものを脅かすことに弊社は憤りを感じていますし、問題提議と話し合いの場が必要だと考えておりますことをここに表します。

 

 

代表理事

酒井たえこ

2025.2.6